2022/06/01
事例紹介
月替わりロゴマーク(6月)
矢絣(やがすり)に撫子(なでしこ)
6月になりました。
そろそろ梅雨入りしそうな気配ですが、朝晩はまだまだ肌寒いですね。ゴールデンウィーク明けからバタバタとイベントが立て込み、気が付けば6月になっていました。
今月も当社はトピック満載なので、あっという間に7月を迎えてしまいそうです。
6月の着せ替え看板は
文様を「矢絣(やがすり)」に重ね色目を「撫子(紅色・淡紫)」にしました。
矢絣には破魔矢の羽が描かれています。
破魔矢は初詣の際に神社から授与される矢のことです。これには、「不幸を取り払い 幸せを射抜く」という意味があるため、矢絣自体も縁起物とされるようになったと言われています。
重ね色目の撫子は、夏の重ね色目のひとつです。
枕草子「草の花は撫子、唐のはさらなり、大和のも、いとめでたし」など平安文学にもよく登場します。
色合いは鮮やかであり、落ち着いても見えます。
今回の製作では、裏の色である淡紫で苦戦しました。
やはり”染める”と”塗る”とでは大違い。
製作メンバーの調合スキルが無ければ実現できない和の配色です。