自動ワーク交換システム導入

この度、第2工場に新たな設備を導入しました。
これによって、従来、人が手掛けていた製品の交換作業をロボットアームで行うエリアが誕生しました。
併せて工程集約を実現するために工作機械に追加一軸（ゆりかご）を加えた自動化システムとなります。
構想から3年、夜間無人稼働による生産性の向上と当社メンバーの働き方改革を目的に、様々な検討を進めてきました。
高額なワーク交換システム付きの工作機械をただ導入するのではなく、既存の設備をできる限りコンパクトな予算で自動化する。
アルミという柔らかく傷つきやすい素材、大小さまざまな形と数量を手掛ける生産体制、
大手ロボットメーカーからも避けられてしまうような、難しいチャレンジでしたが、素晴らしいご縁もあり、こうして形になりました。

導入から運用まですべてが初めての取り組みですが、
当社での実績が、同業の町工場にも活かされるよう、様々なデータを収集しながら本格稼働を目指します。